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エベレストへの旅





エベレスト街道 トレッキング 11日目 ゴール

4月5日(トレッキング11日目 ナムチェ~ルクラ)

今日はエベレストトレッキング最終日。ルクラまで約12km。

アップダウンのあるロングウォークだが、天気もいいし、昨夜はよく眠れた。イッコと元気に出発!

ナムチェ村の出口(チェックポイント&警察派出所)でカラパタールからの無事下山の届けをし、ついでにイッコはタンボチェでの盗難被害届を申請する。

すると、その手続きはナムチェ村の中(しかも村の上の方)の警察本部に行かないとできないらしく、お巡りさんと再び村へ戻っていた。

いってらしゃーい。

ということで、僕はしばらくここで待つことに。

ついでなので、隣の水場で洗濯&久しぶりに洗髪など。脱いだ帽子の匂いをかぐと犬の匂いがした・・・。

隣の空き地では子どもたちがビー玉で遊んでいる。

いらんなところに穴を掘り、その穴にビー玉を投げ入れたり、相手のビー玉をはじいたり、僕が子どものころにやっていたのととてもよくにたルールで遊んでいる。

懐かしくってうれしくなる。

そうこうしている間に(といってもかなり長かったが・・・)、イッコが戻って来てようやくスタートとなる。

それにしてもナムチェからルクラまでの街道はたくさんの人々が行きかってにぎやかだ。僕らのようなトレッカーや荷物を運ぶシェルパたち、ゾッキョの隊商、途切れることなく人々が歩いている。

そして街道の周りには青々と葉を茂らす木々や美しい花を咲かせる植物。

あのエベレスト直下の荒涼とした世界から一転して、ここには人の日々の営みがある。

それにしても荷運びの仕事をしている人たちにはただただ頭が下がる。彼らのおかげで快適なロッジ旅が過ごせるのだ。ありがとう。

午後になると雨が降り出した。

そして最後はひたすら上り坂。

だいぶ高度が下がってきて空気も濃くなってきているとはいえ、やっぱりしんどい。

どこからともなく現れた野良犬に先導してもらいながら、ゆっくりゆっくりゴールを目指す。

ビスターレ、ビスターレ。

17:10ルクラに到着。
とうとうエベレストトレッキングが終わった。

振り返ってももうエベレストは見えない。

でも手元にあるこのボロボロの地図を見るたび思い出すだろう。

あそこに吹いていた風のことを。
 

5545m。

人生最高高度。


11日間。


一度もお風呂に入らなった人生最高日数。

(2回川で行水したけどね。あまりにも冷たくて死ぬかと思ったけど・・・。)


11日間。

本当にいろんな面白い体験をすることができた。
 

そしてエベレストから帰ってきた今、 

「なぜ山に登るのですか?」

と質問されれば、こう答えるだろう。

「それは生きてるってことを確かめるためだと。」

 

エベレスト。ありがとう!

チェックポイントで下山の無事と盗難の届けをする。この後、手続きのためにイッコは再び街に戻り、僕はここで待ちぼうけ。
コンパネを3枚ぐらい背中にしょって運ぶ男たち。このコンパネがロッジの壁になるのです。それにしても重そう・・・。
山を下るにしたがって人々の営みの気配は色濃くなっていく。
10日前はまだつぼみだったシャクナゲがかわいいピンクの花を咲かせていた。
待てー!水鉄砲を持って追いかけっこ。街道沿いの子どもたちは本当に生き生きとしていて笑顔が素敵だ。
すごい数の荷上げ屋たちがチョータロで休んでいた。まるで高速道路のパーキング(笑)
午後になると雨が降り出し、ルクラまでの最後はひたすら上り坂。最後の試練だった。
夕方にルクラの街に無事ゴール。おみやげ屋さんやホテルが街道沿いにびっちり並び一気に都会の様相。