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エベレストへの旅





エベレスト街道 トレッキング 10日目 雪の朝

4月4日(トレッキング10日目 パンボチェ~ナムチェ)

6:15起床。

昨夜はものすごい稲光と雷鳴にたたき起こされた。
雷が落ちるたびに真っ暗な世界に一瞬だけ白い山が浮かび上がる。
美しくも、ちょと恐ろしい風景。

イッコはしきりに「エベレストBCでキャンプを張っている人たちは大丈夫なのかな?」と心配していた。たしかに山で雷には会いたくない。(海でカヤックしているときもそうだけど)

その時に雪が降っていたのだろう、朝起きると窓の外には白く美しい風景が広がっていた。

8:30出発。

雪の中を滑らないようにゆっくり歩く。

ゴンパへお参りに行くのだろうか、仲良く歩く老夫婦とすれ違う。
まるで赤ずきんちゃんのようなかわいいおばぁさん。
スカートだってとってもかわいい。

転ばないように気をつけてくださいね。(と自分にも言い聞かせる)

下るにつれて道に降り積もっていた雪は溶けてなくなってきたが、小雨が降り始め、そしてそれは雪に変わった。

この天気がカラパタール登頂の時じゃなくてよかった。
というか、僕たちが雲霧帯に下りてきたのだろうか?

途中、色鮮やかな大きなマニ車を見つける。
無事登頂できたお礼の気持ちを込めてぐるぐる廻す。

それにしてもネパールの神さま仏さまはいろんなのがいて面白い。しかも自由奔放だ。

午後になると雪もやみ、見晴らしも良くなってきた。
ナムチェの向こうにあるタムセルクの山々も見え始めた。

もう少しだ。

時々、すれ違うトレッカーたちに「上はどうだい?どこまで行った?」と聞かれる。

「上は最高だよ!でもとにかく寒くて風が強いけどね。」

ちょっと先輩気分に浸る(笑)

15:00 ナムチェ(3440m)到着。

行きに泊ったのと同じロッジに泊り、おかみさんと息子のブッタにカラパタール無事登頂の報告をする。

笑顔で迎えてくれてなんだかうれしかった。

そしてナムチェの街へ出かける。

まずは両替をし、底を尽きかけていたお金(ルピー)を補充し、ベーカリーで焼き立てあつあつのピザを食べ、おいしいコーヒーでイッコと乾杯し(山では通常インスタントコーヒーなのだが、ナムチェにはコーヒーメーカーで入れたおいしいやつがあった)、僕はおみやげ屋をぶらぶらし、イッコはインターネットカフェに消えて行った。

そういえば、あれほど苦しんだ頭痛もいつの間にか消えていた。

往路の時にはここで頭痛が始まったのに不思議な感じだ。

空気が明らかに濃いのを感じる。今日はよく眠れそうだ。


エベレストトレッキング豆知識

ナムチェのジャーマンベーカリーのピザは絶品!

ヤクの首についているカランカランの首輪はカトマンズにはほとんど売っていない。買うならここ。

(僕はカトマンズでも帰るだろうと思って買わなかったのだが、カトマンズでは1か所くらいしか売っていなかった。しかも種類が少なく、かわいくない。結局買わなかったけど・・・)

トレッキング11日目につづく

目覚めると白い世界が広がっていた。雪の中、滑らないように慎重に歩く。
山も家も畑も真っ白。美しい朝。
無事に登頂できたことを感謝し、マニ車をいつも以上にぐるぐる回す。
下から登ってくるトレッカーに元気よく挨拶するイッコ。山を下る僕らには余裕があった。
地面の雪はなくなったが、空から雪が降ってきた。
あっ!ここj来る時に歩いたことある。と思いだしながら帰る道は楽しかった。
ナムチェの街に帰って来た。まだ富士山よりも高いというのに、いつの間にか頭痛が消えていた。