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エベレストへの旅





エベレスト街道 トレッキング 9日目 帰路へ

4月3日(トレッキング9日目 ロブチェ~パンボチェ)

6:30起床。
やっぱりうまく眠れなかったが、カラパタール登頂前日よりまだましか。少しは眠れたような気がする。

いやー。それにしてもカラパタールに登頂したんだよな。
今日からルクラに向けた帰り道。気が楽だ。

とはいえ、ルクラからカトマンズの航空券を持っていない僕たちはできるだけ早くルクラに到着して、カトマンズ行きのエアチケットを手に入れなければならない。

なぜなら、ルクラからカトマンズへのフライトは風が強かったり、雲が立ち込めたり、天気が悪くなるとすぐに欠航となる。

運が悪いとそれが何日も続き、チケットを持っていてもルクラでしばらく足止めとなる。チケットを持っていないやつらはさらに後回しだ。1週間もそれが続くとチケットを争ってケンカが起きるというからこわいこわい。

ということで、いざルクラへ出発。

それにしても本日も晴天、しかも下りは楽ちん、気分も爽快!

イッコもだいぶ元気になったようだ。

「ナマステ!」

「ナマステ!」

道行く人々みんなに笑顔で挨拶をしながら進んでいく。

それにしてもシェルパたちはすごい!いったい何を運んでいるのだろうか、ものすごくでかい荷物を運ぶシェルパに何度もすれ違う。

途中、カラパタールを同じ日に登り、仲良くなった韓国チームとお別れをする。

彼らはエベレストトレッキングのもう一つのピーク「ゴーキョー・リー」を目指すらしい。僕らも行きたかったのだが、日数的、高山的、金銭的に今回はあきらめる。

対岸のルートを進んでいく韓国チームに「バイバーイ!バイバーイ!」と見えなくなるまで何度も手を振るイッコ。

そして僕らもちょっと寄り道をすることに。

メインルートから脇にそれ、「チョラ・チョ」という湖を見に行くことにする。

途中迷いながらもなんとか湖の上にたどり着いた。

が、・・・。
湖は一面凍っており、雪が表面に積もって真っ白だった。

イッコと僕はお互いにコバルトブルーに輝く湖をイメージしていたのだが・・・。

まぁ、それはそれで美しかった。

湖畔で少し休憩したのち、再びメインルートまで戻り、山を下る。

途中、往路には通らなかったペリチェという村に立ち寄り、レストランでお茶を飲む。

このペリチェにはヒマラヤ救助協会が運営している高山病対策の診療所もある。

そして比較的新しくてきれいなロッジが軒を並べている。

昨日まで滞在していたロブチェやゴラクシェブとは雲泥の差がある。

僕らが立ち寄ったレストランにはビールだけでなく、ワインやウイスキーなどいろんなアルコール類が棚に並べられていた。

高山病対策の1つに、アルコールはほどほどにとあるのだが・・・。

ちなみに僕は高山病が怖くて、山に入った後は禁酒していた。

あれほど時間をかけて登ってたルートを早回しをするように下っていく。

数日前に通ったところなのにずいぶんと昔のような気がする。

(全く覚えてない場所もあったし・・・)

そして、標高4000mを切ると山々には木々が茂り、畑が現れ、人々の暮らしが見え始めた。

ようやく人の住むことのできる世界へ戻ってこれた気がしてホッとする。

17:10 パンボチェ(3860m)に到着。

往路は1日に標高差500mという制限があったが、復路は時間の許す限り、下りることができる。

今日は寄り道しながらも、往路で3日かけて登ったところを1日で下った。

ちょっと空気が濃くなった気がした。が、いまだ富士山よりも高い。


エベレストトレッキング豆知識

ガイドブックには書かれていませんが、地元の人や他のトレッカーが「高山病予防にはガーリックスープがいい!」とよく言っていた。

それを聞いた僕たちは1日1杯はガーリックスープを飲むようにしていた(笑)

効果のほどはよく分からなかったが、おいしいことは確かだ。

トレッキング10日目につづく

カラパタールよさようなら!きっと、また会いにくるよ!
いったい君はなにを運んでいるのか?ちらっと見えるのは座布団?
シェルパたちのお墓が並ぶ峠を再び越えて山を降りる。無事カラパタールに行けました。ありがとう。
重い荷物を運ぶヤクの隊列に何度もすれ違う。ヤクの荷運びのおかげでエベレスト街道は成り立っている。
そしてヤクの糞は乾かされて燃料にもなる。
谷間の湖はカチンカチンに凍って白い雪で覆われていた。
ペリチェの集落に降りてくる。小さな村が都会に見えた。
高山病予防にはお酒はほどほどに(笑)
4000mを下回るとようやく人の生活が見えてきた。
樹木や草も生えている。網目状になているのはヤクが歩くけもの道。マスクメロンの模様みたい。